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京大個別会

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    京大個別会 原町校 塾長 佐藤晃大と講師のブログです。
    教育に対する熱い想いを語っていきます。

定期テスト前だけ頑張る君へ。学年末テストで「本物の力」を見せる方法。

2026.01.21

中学校のカレンダーを眺めていると、2月の中旬には原町一中、二中、三中、石神中、小高中など、市内の多くの中学校で中学1・2年生の学年末テストが控えています。 1・2年生にとっては、この一年間の学びがどれだけ自分の血肉になったかを試す、集大成の試験です。

教室の空気も、少しずつ変わってきました。 部活が終わってから駆け込んでくる生徒、自習室の主のように集中する生徒。 そんな子どもたちの背中を見ながら、私はいつも、ある一つの「問い」を投げかけたい衝動に駆られます。

「君たちは、テストのために勉強しているのか。それとも、自分を育てるために勉強しているのか」

今日は、多くの生徒が陥りがちな「テスト勉強の罠」と、そこから抜け出し、学年上位へと駆け上がるための本質的な戦略について、少し長く、深くお話しさせてください。


1. テスト勉強は、今日この瞬間の「余白」から始まっている

「テスト範囲が出てから頑張る」 「2週間前になったら本気を出す」

もし、君がそう思っているとしたら、それはすでに「負け戦」の入り口に立っているかもしれません。 なぜなら、学年でトップを走り続ける子にとって、「テスト期間」という言葉は単なる確認作業の期間に過ぎないからです。

「わかる」と「できる」の間にある、深い谷

授業を聞いて、先生の説明に納得する。これは「わかる」の状態です。 しかし、いざテスト本番で、真っ白な解答用紙を前にして自分の力だけで答えを導き出す。これが「できる」の状態です。

この二つの間には、私たちが想像する以上に深い谷があります。 その谷を埋める唯一の方法は、反復です。それも、誰かに言われてやる反復ではなく、自分の弱点を見極め、そこを狙い撃ちにする反復です。

私たちの教室が大切にしている「自立学習」の真髄はここにあります。 ICT教材を使い、自分のペースで進める。それは単なる効率化ではありません。「今の自分に何が足りないか」を、自分自身で発見するプロセスなのです。

2. ワークを「埋める」という作業を、今日で卒業しよう

中学校から配られるワーク。 「提出期限に間に合わせるために、答えを写してでも埋める」 そんな光景を、私は何度も見てきました。

断言します。その時間は、君の人生において最も無駄な時間の一つです。

ワークは、提出するためにあるのではありません。 「自分がどこを間違えるか」を知るための、いわば健康診断のようなものです。

必勝の「3周サイクル」

自立学習を確立している子が当たり前にやっているのは、最低3回の反復です。

  • 1周目:自分の現在地を知る。 何も見ずに解き、間違えた問題に「×」をつける。この×こそが、お宝です。

  • 2周目:解き方を再現する。 解説を読み、納得した上で、もう一度自分の手で解き直す。

  • 3周目:無意識に手が動くレベルへ。 テストの数日前に、×がついた問題だけを再度解く。

このサイクルを、テスト週間が始まる前に一通り終えておく。 それが、南相馬・相馬の地から全国を見据える君たちが目指すべき、最低限の基準です。

3. 地方のハンデを言い訳にしない、強靭な「個」を作る

私は、この地域の子どもたちが大好きです。 震災を経験し、厳しい環境の中でも、真っ直ぐに明日を見つめている。 でも、だからこそ、あえて厳しいことも言わなければなりません。

都市部のライバルたちは、君たちが想像もできないような圧倒的な演習量をこなしています。 「情報の格差」は、私たちの塾が提供する最新のシステムで埋めることができます。 しかし、「学習に向かう熱量」だけは、君自身の心の中からしか生まれません。

自分の人生のハンドルを、自分で握る

「親に言われたから塾に来る」 「先生に怒られるから宿題をやる」

そのステージを、もう一歩超えていきませんか。 自分の目標のために、今日は数学のこの単元を潰す。 昨日の自分よりも、一行多く英文を書く。

その「自律」の積み重ねが、定期テストの点数という数字以上に、君の人生に大きな自信を与えてくれます。


結び:教室という「静かな戦場」で待っています

外はまだ寒い日が続きます。 でも、教室の扉を開ければ、そこには同じ目標に向かって戦う仲間たちの熱気があります。

もし、今、「何から手をつければいいかわからない」と立ち止まっているなら。 もし、自分の勉強法に限界を感じているなら。 一度、私たちの自習室に座ってみてください。

そこには、ただ静かに鉛筆を走らせる音と、自分を超えようとする意志だけがあります。

2月の学年末テスト。 君が「やりきった」と胸を張って言えるような、最高のプロセスを一緒に歩んでいきましょう。 私たちは、どんな時も君たちの可能性を信じています。