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京大個別会

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    京大個別会 原町校 塾長 佐藤晃大と講師のブログです。
    教育に対する熱い想いを語っていきます。

私が、答えを「教えすぎない」と決めた理由。

保護者の皆様へ

2026.02.20

はじめに:かつての私は、優秀な「解説者」だった

塾を開いたばかりの頃の私は、生徒のどんな質問にも即座に、完璧な解説をすることに心血を注いでいました。「分かりやすい!」と目を輝かせる生徒を見て、自分はなんて良い教育をしているんだと、本気で満足していたのです。

しかし、ある時気づきました。私の解説が良ければ良いほど、生徒たちは「先生がいないと何もできない」状態になっていたことに。彼らは私を便利な「検索エンジン」として使い、自分自身で思考する苦労を回避していたのです。これは教育ではなく、ただの「甘やかし」だったのではないか。その強烈な後悔が、今の私の教育理念の原点にあります。

「手厚いサポート」という名の、思考の剥奪

新年度に向け、「塾 選び方」を検討される親御さんは多いと思います。その際、多くの塾が掲げる「手厚いサポート」という言葉に惹かれるかもしれません。

しかし、教育における「手厚さ」とは何でしょうか? すべてを先回りして教え、つまずかないように道を平らにしてあげること。それは本当に、子供のためになっているでしょうか。

2026年、AIが即座に正解を出す時代に、人間に求められるのは「答えを出す力」ではなく「問いを立て、納得いくまで考え抜く力」です。大人の過保護な指導は、子供たちが本来持っているはずの「思考の筋肉」を、知らないうちに衰えさせてしまうのです。

納得感という名の、自由を手に入れる

私たちが大切にしているのは、知識の量ではなく「納得感」です。 誰かの言葉を丸暗記するのではなく、自分の頭で納得し、自分の言葉で説明できるようになること。そのとき初めて、知識は一生消えない「知恵」に変わります。

自立学習とは、孤独に机に向かうことではありません。 「自分なら、この壁を乗り越えられる」という確信を持ち、自らの意志で学びの海へ漕ぎ出す「自由」を手にすることです。

伴走者としての、塾長の役割

私はもう、完璧な「解説者」であることをやめました。 その代わりに、生徒の隣で一緒に悩み、彼らが自力で答えを掴み取る瞬間をじっと待つ「伴走者」でありたい。

「先生、分かった!」 その瞬間の、弾けるような笑顔。それを引き出すためには、あえて答えを教えないという「不親切な愛」が必要です。不器用かもしれませんが、これが私の考える、最も誠実な教育のあり方です。

結びにかえて:春の募集を前に、私が教室で守りたいもの

「この塾長、ちょっと変わっているな」と思われるかもしれません。 でも、私は点数という数字の裏側にある、子供たちの「心の成長」に誰よりもこだわりたい。

派手な広告や実績の羅列よりも、教室に漂う「考えている生徒の真剣な空気」を信じています。この春、また新しい生徒たちと、そんな濃密な時間を共有できることを、心から楽しみにしています。

もしあなたが、お子さんに「自立して歩む力」を身につけさせたいと願うなら。一度、私たちの教室の門を叩いてみてください。そこには、答えを教える人ではなく、あなたの背中を信じて待つ人がいます。